ドア博vol.15

2014年06月29日

doahaku-taitol.gif


m7000-1.jpg東京メトロ
7000系








metoro7000-1.jpg東京メトロ有楽町線および副都心線で使用されている車両。
昭和時代の営団地下鉄の車両の特徴である“窓が小さい”というのを しっかり踏襲したドア。東西線で初めて小さい窓になり、以前までは窓が大きかった銀座線・丸の内線・日比谷線のドアもわざわざ小窓のものに交換されました。そして この車両もハナから小窓ドアで製造。ただし、それまでの車両のドアとはデザインが変わり、窓が角ばった感じになりました。
ちなみにこの写真のドアも、この車両における生まれたまんまのオリジナルのドアではなく、1回交換されております。かつてのオリジナルドアは ドアの窓が さらにもっと小さいものでした。と、いうか営団・メトロは昔からドアの交換が多いように感じます。「変えたい」と思うことはあるかもしれませんが、実際に変えちゃう鉄道会社って少ないと思う。金額的なコスト以前に手間的なコストも結構面倒だと思うんですが…鉄道ファン的にはオリジナルのまま残っていないことの残念さもあります。会社の方針もあるんでしょうが、そこまで手間隙かけてドアを交換しなくても、と少し思ってしまいます。

さりげな小物vol.8

2014年05月19日

komono-taitol.gif




東京急行電鉄の
ドアステッカー


sutekka-tokyu-1.jpg


東京急行電鉄、通称「東急」。
東急の電車といえば、このクマさんである。

僕は住んでる地域柄、東急線には あまり縁がないのだが
小さい頃、80年代とか90年代頃に いくらか乗ったこと自体はあり、
たしか その頃から このクマさんがいた記憶がある。

シール形状自体も昔から この形状だったろうか?
電車のシールというと、広告と一体化しているものが多かった。
sutekka-tobu-old.jpg
↑コレとか
sutekka-seibu-4.jpg
↑コレとか

近年では「注意シールと広告シールは別々にしたほうがコスト浮くんじゃね?」と
言ってるのかどうか わからないが、分離して貼るタイプが主流である。

もし そういうことを踏まえ、
東急が昔から変わらずこのクマさんシールだったとしたら、
そういう点で先見の目が あったといえるんじゃなかろうかと。

ちなみに首都圏では 僕が思いつく限りでは
JR、地下鉄、私鉄とも90年代〜00年代〜10年代にかけて、
ステッカーのデザインは各社局とも変化しており、
変わってないのは東急だけかもしれない。
このクマさんは いつまで東急(のドアの)マスコットとして
愛され、生き残ることができるだろうか。
ちょびっとだけ気になる存在ではある。