

7000系

昭和時代の営団地下鉄の車両の特徴である“窓が小さい”というのを しっかり踏襲したドア。東西線で初めて小さい窓になり、以前までは窓が大きかった銀座線・丸の内線・日比谷線のドアもわざわざ小窓のものに交換されました。そして この車両もハナから小窓ドアで製造。ただし、それまでの車両のドアとはデザインが変わり、窓が角ばった感じになりました。
ちなみにこの写真のドアも、この車両における生まれたまんまのオリジナルのドアではなく、1回交換されております。かつてのオリジナルドアは ドアの窓が さらにもっと小さいものでした。と、いうか営団・メトロは昔からドアの交換が多いように感じます。「変えたい」と思うことはあるかもしれませんが、実際に変えちゃう鉄道会社って少ないと思う。金額的なコスト以前に手間的なコストも結構面倒だと思うんですが…鉄道ファン的にはオリジナルのまま残っていないことの残念さもあります。会社の方針もあるんでしょうが、そこまで手間隙かけてドアを交換しなくても、と少し思ってしまいます。