ドア博vol.11

2013年02月03日

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eidan300-1.jpg営団地下鉄
300形



eidan300.jpg


僕のマイ・フェーバリット・ドアです。
いつの日かコレを紹介したくて
このコーナーを始めたと言っても過言ではありません。

営団地下鉄(現・東京メトロ)丸ノ内線の初代車両のドア。
営団地下鉄と言えばこのドアです。
何と言ってもこの窓枠の丸みが たまらなく好きだ
今でもこれでメトロ車両新製すればいいのにとか思ってしまう。
残念ながら現在の東京メトロの現役車両では
このドアはもう残っていません。

最大の特徴は やはり窓の小ささ。
子供が窓から外を見たいがためにドア付近に立っちゃって危ない、
そんなら いっそ子供には見れない高さにしてやれ、というのが
この窓のコンセプトらしいです。



先ほども言いましたが、昔 昭和時代は
このドアが営団地下鉄の代表的存在のドアだったんですが、
実はこの丸ノ内線の初代車両としては
これがオリジナルのドアでは無い。
新製時は窓の大きいドアを装備していたのです。

さすがにその写真は持ってませんが、
この車両が展示されている地下鉄博物館に
新製時に近い姿の模型があったので↓これを参考に。
eidan300-mokei.jpg
「301」とあるので まさしく展示されてる車両が張本人ですが、
見てわかるように、ドアの窓の大きさが異なります。

小さい窓のドアは同じ東京メトロの東西線の初代車両で
初めて採用されたもので、その後、他の路線にも
それと同じものが踏襲されていった、ということらしい。
わざわざ交換しなくても…とも思うし、
でもこっちのドアのほうが僕は好きだけど…とも思うし。
複雑です。

僕が幼い頃、希少ではあるがまだドアが交換されていない
大きい窓のものが現役で残ってた記憶もあるのだが、
まじまじとこの目で見たことはない。
誰か当時の写真をドア博的に持っていないものだろうか
持っていたら見せてもらいたいものです。



また、写真のドアは丸ノ内線独特の内装色である
サーモンピンクで塗られていますが、
eidan300-in.jpg
現役時はドアだけはステンレス地だったと聞きます。
そういえばそうだったかなぁ…。
展示に合わせて、極力新製時の姿に
復元を試みたんだと考えられます。
オリジナルのドアは多分、塗装してたと思われるので…。

もうひとつ余談ですが、
この車両は日本における高性能電車の先駆け的存在で、
本格的に両開き扉を採用したのも この車両が初らしく、
現在の通勤電車の両開きドアにおけるサイズなど
このドアがお手本になってると聞きます。

そういう意味で、ますます
オリジナルの大窓のドアも見てみたいものである。

ドア博vol.15

2014年06月29日

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m7000-1.jpg東京メトロ
7000系








metoro7000-1.jpg東京メトロ有楽町線および副都心線で使用されている車両。
昭和時代の営団地下鉄の車両の特徴である“窓が小さい”というのを しっかり踏襲したドア。東西線で初めて小さい窓になり、以前までは窓が大きかった銀座線・丸の内線・日比谷線のドアもわざわざ小窓のものに交換されました。そして この車両もハナから小窓ドアで製造。ただし、それまでの車両のドアとはデザインが変わり、窓が角ばった感じになりました。
ちなみにこの写真のドアも、この車両における生まれたまんまのオリジナルのドアではなく、1回交換されております。かつてのオリジナルドアは ドアの窓が さらにもっと小さいものでした。と、いうか営団・メトロは昔からドアの交換が多いように感じます。「変えたい」と思うことはあるかもしれませんが、実際に変えちゃう鉄道会社って少ないと思う。金額的なコスト以前に手間的なコストも結構面倒だと思うんですが…鉄道ファン的にはオリジナルのまま残っていないことの残念さもあります。会社の方針もあるんでしょうが、そこまで手間隙かけてドアを交換しなくても、と少し思ってしまいます。